ナショジオが選んだ「2025年に行くべき世界の旅行先25選」に日本の【金沢】が選ばれた理由とSNSで人気のスポットは?
●金沢が「2025年に行くべき世界の旅行先」に選出、その理由とは?
2024年10月、アメリカの大手旅行メディア「ナショナルジオグラフィック」が、ベスト・オブ・ザ・ワールド2025(2025 年に行くべき世界の旅行先25選)を発表しました。東アジアからは、日本の金沢のみが選出されています。 【画像】金沢に行ったら見ておきたい有名スポットとは?(10枚) ナショナルジオグラフィックといえば、アポロ11号の月面着陸や植村直己の北極点単独行といった、地球規模の好奇心を満たしてきたビジュアル誌です。 毎年、グローバルな視点で魅力的な旅行先を紹介しており、今回は、驚くべき最新コンテンツを提供する場所や、古典的ながら新しい魅力を提供する場所を取り上げました。 金沢が選ばれたのは、京都のように混雑することなく「本物の日本」を体験できるためです。
具体的には、木造町屋が並ぶ「茶屋街」や日本庭園の「兼六園」、米ドラマ『将軍』を彷彿させる「武家屋敷跡」、さらに金沢が全国シェア99%の金箔を生産しており、「金箔屋さくだ」などで工芸体験ができる点が評価されました。 金沢は、実はここ数年で、アメリカやイギリスの大手メディアで景観や美食の旅先としてたびたび紹介されています。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにおいても、兼六園の三つ星を最高に、星のついたスポットの数は両手では足りません。 つまり金沢の世界的な人気が高まっており、今回の選出によってその伝統や文化に新たな魅力が加わったといえそうです。 そもそも、金沢という街は金沢城を中心に2km圏内に主な観光スポットが点在しています。市街地を歩いたりバスに乗ったりして旅を堪能できる点が魅力です。 また日本海に近いため冬は雨が降りやすく、加賀藩時代からの美しい街並みに雪が積もることも。レトロで美意識にあふれ、かつ情緒豊かな雰囲気はほかでは見られず、SNS上でも「金沢、よかったよ」という声が多く見られました。 また気になるスポットや店、グルメなど目的は人それぞれですが、共通して「金沢で幸せになった」という感想が見られます。また、「金沢に来るのはこれで三度目」「また来たい」と、何度も訪れることを検討する人も少なくありません。