鈴木誠也らカブス打線の浮き沈みが激しい!? 球場の環境が影響か「時々、天候のせいなのかな?と思うことが…」
鈴木誠也外野手や今永昇太投手が所属するシカゴ・カブスは、好不調を繰り返しながらも順位を上げてきた。ただ、依然としてプレーオフ進出は厳しい状況となっている。シーズンを通して安定しない打線にカブスのジェド・ホイヤー編成本部長が頭を悩ませていると、米紙『シカド・トリビューン』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング カブスは今季、8日(日本時間9日)までの時点で73勝70敗の成績を残し、一時最下位の危機を乗り越えながら2位まで順位を上げている。ホイヤー氏は「攻撃の立場を理解するのは複雑なシーズンだ。それは事実。最近も攻撃陣の爆発があったり、4月は本当に良かった。しかし、その後の2ヶ月間は大変な苦労をした。リグレー・フィールドは理解するのをより困難にさせる。この一年は浮き沈みが激しく、大きな上昇や大きな下降があった」と、これまでのシーズンを振り返った。 同紙によると、 ホームでのカブスの攻撃力は、得点(93)が24位タイ、本塁打(69)が26位、出塁率(.295)が27位、打率(.224)が28位。一方で、敵地でのカブスの攻撃力は、アベレージ(.251)で9位、wRC+(105)とwOBA(.321)で9位タイ、ホームラン(80本)で12位タイだという。ホイヤー氏は「そのうちのいくつかは偶然の産物で、そのうちのいくつかは、今年はほぼ毎日風が吹いているという事実から来たものだろう。それらをすべて考慮しなければならない。時々、天候のせいなのかな?と思うこともある。去年は何試合やっても、爆発したのはホームだったような気がする。ボールがあちこちに飛んでいった8月の素晴らしいシリーズを思い出すよ。これが攻撃陣にとって何を意味するのか、考えているところだ。とても複雑である」と語り、打線を評価する上で球場の環境が影響していることを明かしている。
ベースボールチャンネル編集部