火事など災害のない年を願い四色の水のアーチ…消防出初式で防災への心構え新た(鳥取・倉吉市)
山陰中央テレビ
7日も各地で新しい年のスタートが切られました。鳥取県倉吉市では消防の出初式があり、消防職員たちが火事や災害に対する2025年の心構えを新たにしました。 倉吉市の天神川河川敷であった7日の出初式には、鳥取県中部1市4町を管轄する広域連合消防局の職員や関係者など約100人が参加しました。 鳥取県中部ふるさと広域連合消防局・前田輝彦消防局長: 災害は複雑多様化していくものとみられる。住民の身体・生命・財産を守るため一層の精進をお願いします。 会場では、救急隊員の負担軽減が期待される、自動で心臓をマッサージする機器による救急訓練が披露されました。そして、消防車両による恒例の一斉放水が行われ、赤・青・黄・緑と4色の水が大空に向けて放たれました。 鳥取県内での火災は、2024年の1年間で165件発生し28人が死傷していて、件数は減少した一方、死傷者が逆に増えています。 鳥取県中部ふるさと広域連合消防局・前田輝彦消防局長: 必ず火を使ったら消火を確認することに気をつけてくれれば、かなり火災は防げると思うので、しっかりと予防に心がけてほしい。 参加した消防職員たちは2025年の活動に向け、改めて士気を高めていました。
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