子どものゲーム課金額は平均約33万円! 無断課金や使いすぎを防ぐにはどうしたらいい?
子どもに過剰な課金をさせない工夫と保護者へのアドバイス
子どもが保護者のスマホで遊ぶ際は、保護者のアカウントから必ずログアウトしましょう。もし、保護者の古いスマホや子ども専用のスマホを使用する場合は、子ども専用のアカウントを作成し、ペアレンタルコントロール機能を活用します。子どもが使用する端末を保護者が管理することで、課金を承認制に設定できます。 また、スマホのアカウント決済やキャリア決済時には、パスワードや生体認証(指紋認証、顔認証など)をオンにしておくとよいでしょう。パスワードは、子どもが簡単に推測できない設定にすることが重要です。 クレジットカードは、子どもの手が届かない安全な場所に保管しましょう。もし、子どものスマホにクレジットカード情報を入力した場合は、使用後に必ず削除してください。また、キャリア決済の上限額を必要に応じて低く設定することも推奨されています。特に、子ども用のスマホを契約する際には注意が必要です。 日頃から、決済完了メールや明細を確認する習慣をつけましょう。さらに、子どもと一緒に課金の仕組みを確認したり、課金のルールを決めたりすることも大切です。 法律では、未成年者が保護者の同意なしに行った契約は取り消せます。しかし、子どもが保護者のアカウントでログインしたスマホで課金した場合、その決済は保護者が行ったとみなされることがあります。 もしトラブルが発生した場合は、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。
保護者は積極的に情報収集を行い、対策を講じよう
子どもが保護者のスマホでゲームをする際には、保護者のアカウントから必ずログアウトしましょう。端末を保護者が監理することで、子どもの無断課金や使いすぎを防ぐことができます。 ゲームは楽しむためにありますが、保護者の監視や規制が厳しいと、子どもにとってストレスの原因になりかねません。保護者は子どもと話し合いながら、健全なプレイができる工夫を心がけましょう。また、何か問題が発生した場合には、適切な相談窓口に相談することも重要です。 出典 SMBC 10 代の金銭感覚についての意識調査 2023 16ページ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部