韓国・2023年の一般大学卒業者の初任給、平均33万円…約半数が20万円台
【01月08日 KOREA WAVE】韓国で2023年、一般大学を卒業した就職者の月平均初任給は309万ウォン(約33万1230円)だったことがわかった。約半数が200万ウォン台(約21万4000円台)の初任給を受け取っており、学歴や専攻によって収入に大きな差が生じている。 韓国教育省と韓国教育開発院(KEDI)が発表した「2023年高等教育機関卒業者就職統計調査」によると、2022年8月および2023年2月に大学を卒業し、健康保険職場加入者である就職者の月平均初任給は309万1000ウォン(約33万1347円)だった。前年と比較して8.6%、24万4000ウォン(約2万6108円)の増加を記録した。 中間層の「中央値」に該当する月収は266万3000ウォン(約28万4941円)で、卒業者の49.5%が200万ウォン以上~300万ウォン未満(約21万4000円以上~約32万1000円未満)の初任給を受け取った。 専門大学卒業者の初任給は月平均257万7000ウォン(約27万5689円)で、一般大学卒業者よりも51万4000ウォン(約5万4998円)少なかった。大学院卒業者の月平均初任給は509万6000ウォン(約54万5272円)で、学位別では修士が485万2000ウォン(約51万3164円)、博士が632万5000ウォン(約67万6775円)だった。 専攻分野別では、医薬系卒業者の月平均初任給が352万7000ウォン(約37万7409円)で最も高く、次いで社会系350万1000ウォン(約37万4607円)、工学系346万2000ウォン(約37万0494円)、教育系316万ウォン(約33万812円)と続いた。一方、芸術・体育系は244万6000ウォン(約26万6422円)で最も低かった。 2023年末時点で健康保険職場加入者であった卒業者33万9399人のうち、44.3%が卒業前に就職しており、前年より9.6ポイント増加した。卒業後の就職準備期間を見ると、3カ月未満が21.4%で最多だった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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