【過剰人気馬を斬る!】土曜は京都後半戦に疑問のオッズ 昇級初戦の2頭に黄色信号
日曜午前のユーチューブ生配信や、運動理論馬券でおなじみの岡本将孝記者が、当日のオッズを見て〝過剰人気馬〟をピックアップ。「前走2着はレベルが低かっただけ」「直前の雨は割引」「内枠でモマれると不安」などなど。独自の観点を持ち、JRAの全レース全馬分析も行っている岡本記者だからこそ分かる、オッズの〝ゆがみ〟を指摘します!
【土曜京都10R・花見小路特別】
午前11時31分現在、オペラプラージュが単勝3・0倍で1番人気。前走(京都ダート1800メートル)で1勝クラスを勝ったが、1分53秒9(良)の勝ち時計や内容は至って平凡だった。今回、休み明け2走目の上積みは見込めるが、2勝クラスで即通用とまではいかないだろう。 ここはジョータルマエ(2番人気3・9倍)が最上位とみる。前走・北國新聞杯(京都ダート1900メートル)は超ハイペースの逃げで5着に敗れたが、現級上位の力は間違いない。ハンデ51キロを考えればキングダムウイナー(10番人気40・6倍)あたりにも十分チャンスはありそう。
【土曜京都11R・リゲルS】
午前11時31分現在、キープカルムが単勝3・6倍で1番人気。2勝クラスと3勝クラスを連勝したが、今回と同舞台だった前走・キセキC(京都芝外1600メートル)はそこまで褒められた内容ではない。スローのなか差のばい3番手にいたことを考えれば、クビ差での勝利は物足りない。オープンですぐに好走する馬なら、あれは突き放してほしかった。 実力的にはゴンバデカーブース(2番人気4・1倍)が上という印象。人気薄だが、馬場などの条件が揃っているシーズンリッチ(8番人気31・4倍)も面白い。
岡本 将孝