元“東大医学部のプリンス”水上颯が振り返る『東大王』とQuizKnock「伊沢さんとまじめに話し合うことも…」
9月18日に最終回を迎え、7年半もの歴史に幕を下ろした『東大王』(TBS)。かつて「東大王チーム」のリーダーとして存在感を発揮し、伊沢拓司とはライバルとして鎬(しのぎ)を削った“東大医学部のプリンス”こと水上颯は、QuizKnockのメンバーとしても活動していた。 【写真】『東大王』出身・水上颯のはにかみ笑顔 現在発売中の『Quick Japan SPECIAL:QuizKnock「僕たちの現在地」』から、水上颯ソロインタビューの一部を特別に公開。医師としての道を歩んだ彼に、『東大王』やQuizKnockに身を捧げた日々のことを振り返ってもらった。
今もクイズが一番の趣味「現役時代より強くなった」
──今はあまりメディアに登場される機会はないと思うので、インタビューを受けていただきありがとうございます。水上さんの現在が気になっている方も多いと思います。 水上 目指していたとおり、現在はとある病院の精神科で医師として働いています。将来的には発達障害の研究など、児童精神医学の道に進みたいと思って、臨床の現場で経験を積んでいます。 ──医師の道に進んで以降も、QuizKnockメンバーとはクイズ大会を共同主催するなど交流がありますね。鶴崎さんとの『Megalomania Tokyo』や、河村さんや山上さんと一緒に開催した『Triangle』など。 水上 誘ってくれるのでやってみようという消極的な理由ではあるのですが、今でもクイズは一番の趣味ではありますね。自分の中で一線を退いたという感覚はあるんですけど、現役時代よりもクイズが強くなっている部分はあると思っていて、全体的な成績はよくなっていたりするんですよ。バランスがいいんです。 ──そんなことがあるんですね。 水上 「全部わかってないといけない」って思うんじゃなくて「自分が知ってる問題を取ればいいや」って気持ちで臨むほうが気楽でいいんですよね。 ──今でもクイズに親しんでいる話が聞けてうれしいです。 水上 2~3カ月に1回くらいですけど、知り合いが開いているクイズ大会には予定が合えば行くようにしていますね。