急にあられが勢いよく…“今季最強の寒気”桜島、霧島は雪化粧 山間部は路面凍結、海の便に乱れ 鹿児島
南日本放送
薩摩地方の山地や高台の住宅地を中心に、10日明け方にかけて大雪となるおそれがあります。平地でも雪が積もるおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。 【画像で見る】雪はいつどこで?雪シミュレーション (記者)「急に勢いよくあられが降ってきました。外はかなり寒いです」 鹿児島市下福元町の錫山では、午後3時半ごろ、あられが降り出しました。県内に流れ込むこの冬一番の強い寒気。日中も気温が上がらず、鹿児島市は10度を下回りました。 桜島は山頂付近にうっすらと雪が積もり、鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山の新燃岳も雪化粧した姿が見られました。 気象台によりますと、薩摩地方の山地や高台の住宅地を中心に、10日未明から明け方にかけて大雪となり、平地でも雪が積もるおそれがあります。 (大浪池に向かう登山客)「あしたは(寒さが)厳しくなるそうなので、きょうのうちに登ろうと思って。久しぶりの雪だから楽しみに来た」 これまでに、県道104号の新湯三差路から高千穂河原の間と小林えびの高原牧園線の丸尾三差路から県境の間は、路面凍結のためチェーンが必要となっています。 霧島市牧園町では、チェーンを着けていない車が引き返したり、その場でチェーンを着けたりする様子が見られました。 また、海上はしけとなっていて、9日は甑島、山川・根占、種子・屋久、奄美航路の一部が欠航し、10日は奄美航路の「フェリーきかい」の上り便、種子・屋久航路の「フェリーはいびすかす」の午前発の便の欠航が決まっています。
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