巨人 阿部監督が台湾ファンに異例のお願い「シーズンもぜひ球場に来ていただいて」満員の親善試合は「幸せな2日間」長野&坂本も感激
「親善試合、巨人0-0楽天モンキーズ」(3日、台北ドーム) 巨人・阿部監督は試合後の会見で台湾の野球ファンに異例の呼びかけを行った。親善試合2試合は「これだけたくさんの方が来てくれて本当にありがたかった」とし「台湾野球もシーズン始まった後もぜひ球場に来ていただいて。そうすれば選手もやりがいが全然違いますし、生で見る野球も楽しんでいただきたいので、台湾のプロ野球が盛り上がることをお祈りしております」と語った。 【写真】試合後インタビューの山崎伊 緊張感から解放されて笑顔 2試合とも共通したのは台湾ファンの熱狂。巨人のルーキー・又木が打球直撃のアクシデントがあった中、続投すると台北ドームは大きな拍手に包まれた。佐々木が右翼ファウルグラウンドに激突する勢いで懸命に打球を追うと、大きなどよめきがわき起こり、その後、拍手が充満した。 現地観戦するファンの喜び、興奮、息づかいが伝わってきたゲーム。それを阿部監督も感じていたからこそ「監督としてこのような試合にこれるとは夢にも思っていなかったので。数々の国際大会に出させていただいて、台湾も幾度となくこさせていただいて、すごく感慨深かったですし、とても幸せな2日間になりました」と振り返った。 選手達も同様で、坂本は「こういう雰囲気はめちゃくちゃいいですね。ありがたい」と感激した様子。ベテランの長野は「超満員の中でできたことは光栄。すごい感動しました。ファンの声援がすごかった」と興奮気味に明かしていた。