「ダービーがまぐれだと思われないように」日本選手権競輪で準決進出の川口聖二が好相性の武雄記念に追加参戦
武雄競輪の「大楠賞争奪戦(G3)」は11日、初日を迎える。一次予選7Rを走る川口聖二(30歳・岐阜=103期)に話を聞いた。 先日、平原康多の優勝で幕を閉じたいわき平G1「日本選手権競輪」。川口はにわかに存在感を示し準決勝まで勝ち上がる大健闘だった。 「G1の準決、決勝なんて手の届かない位置だと思っていたけど、意外とあと一歩のところまで行けた。ラッキーボーイでした」と、4着惜敗に終わったが大舞台で爪痕を残した。 今回は追加参戦。初日7Rは競走得点も爆上げし、堂々と本線の1番車に推された。番手は連係の多い藤田勝也とあってノビノビと駆けられる。 「藤田さんは前乗りのホテルも一緒で朝食会場でも一緒でした。あるな、と思っていただけに連係できてよかった。武雄はかなり相性がいい方だと思うのでしっかり。ダービーがまぐれと思われないように」と本腰を入れた。(netkeirin特派員)