新型フリード[価格判明]! 先行予約始まる 価格はガソリン車が250万8000円~ ハイブリッドが285万7800円~ 約30万円アップでシエンタに勝てるか?
2024年5月9日、ホンダは6月に発売を予定している新型フリードに関する情報を特設サイトにて先行公開した。ホンダディーラーでは、先行予約をスタートしており、すでに簡易パンフレットが配布され、車両本体価格を公開している。さっそく、ホンダディーラーに行って情報を入手してきたので紹介していこう。 【画像ギャラリー】新型フリードの価格高くね?これだったらシエンタ買う?写真を徹底比較!(6枚) ※今回紹介する情報はメーカーからもたらされたものではなく筆者がディーラーを取材して得たものです 文:青嶋勇樹/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ
■新型シエンタの価格判明、先代モデルより約30万円高
5月9日に特設サイトが開設され、6月に発売すると発表された新型フリード。さっそく、販売の現場、ホンダディーラーに足を運んでみた。 ショールームの入り口には、新型フリードのパンフレットが山積みにされていた。新型フリードのお話を聞きにきました、と伝えると「ありがとうございます。先行予約を受け付けています。価格も出せますので、こちらにどうぞ」と案内された。 価格表を見てビックリ、思わず二度見してしまった。一番安いのはガソリンのAIR6人乗りが250万8000円~、e:HEV AIR 6人乗りが285万7800円~。 いまどきの樹脂製パーツが光るフリードクロスターは、ガソリン5人乗りが281万2700円、6人乗りが285万6700円、e:HEV5人乗りが316万2500円、6人乗りが320万6500円(詳細は以下価格表参照)。 先代フリードは約233万円からのスタートだっただけに、思わず「高いっすね~」というと、営業マンは顔の表情が曇るどころかドヤ顔で、 「ホンダセンシングや電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドが全車標準装備になっていますし、天井のリアクーラー(編集部注:AIR6人乗り、クロスター5人乗りを除くグレードに標準装備)やブラインドスポットモニター(編集部注:AIR除く)が付いていますし、やはりなんといってもハイブリッドは、2モーターのe:HEVを搭載していますので高くはないと思います、うふふ~」。 続けて「今年一番売れるクルマですから~」と自信満々の営業マン。シエンタと迷ってるんですが、と言ってみたが、これまたひるむどころか「シエンタの3列目シートは大人がまともに座れませんから~。サイドブレーキも足踏み式ですし、リアクーラーもありませんし、ライバル車じゃないと思いますよ~、うふふ」。 ちなみにシエンタのガソリンの7人乗りX、2WDは199万円~、ハイブリッドの7人乗り、2WDは242万円。最安グレードで比較してみると、フリードは6人乗りとなるが、フリードのガソリン2WDが250万8000円、e:HEV AIR、2WDが285万7800円だから、筆者が「高いっすね~」と叫んでしまったのは無理もないでしょ。