G大阪ポヤトス監督「目標を持ちながら臨める。嬉しい」リーグ最終戦・広島戦で4位以内確定させる
4位・G大阪はあす8日、今季最終戦・広島戦(パナスタ)を迎える。逆転優勝を目指す広島に対し、自チームは4位以内に入れば来季ACL出場権の可能性が高まる。ダニエル・ポヤトス監督は「一言で表すならば嬉しさと満足度。最終節で目標を持ちながら挑める。難しい試合になるけど、モチベーションは高い。広島や(首位の)神戸の状況は関係なく、ただ勝つ。それだけだ」と腕ぶした。 対広島はEピースこけら落としのプレシーズンマッチを含めて今季2勝1分け。相性は悪くないが「間違ったらいけないのは最大限のリスペクトをしないといけないということ。神戸には天皇杯決勝を迎える前は負けていなかった。でも負けてしまった。そういった苦い経験もある。以前の広島の対戦成績は考えない。そこを考えてしまったら間違いになる」と準優勝に終わった天皇杯を教訓にすることを説いた。 3年連続残留争いから脱却し、今季はリーグでも天皇杯でも躍進した。その1年を締めくくる一戦。GK一森純は「このクラブやサポーターが求めているのはタイトルしかないと思っている。ACLに出場できれば、可能性を一つでも多くできる。そのチャンスを潰す必要はない。その思いは個人的にもチームのみんなも強い」と気合を入れる。広島に始まり、広島で終わる24年。勝利で終え、来季へつなげていく。