難病や障害がある人と家族のキャンプ「がんばれ共和国」今年で31回目 熱気球体験も 初めて参加した家族は
RKB毎日放送
病気や障害がある子供やその家族が参加する2泊3日のキャンプ「がんばれ共和国」が今年も行われました。 【写真で見る】特別な思いで参加した女性 2泊3日のキャンプ 「がんばれ共和国」 今年で31回目となったがんばれ共和国に、かつては参加者の妹として今回は母親として、特別な思いを持って参加した女性がいます。 ■難病や障害がある人と家族など約150人が参加 「初めまして」「おかえりなさい!」 「おかえりなさい」というあいさつで始まった2泊3日のキャンプ「がんばれ共和国」。 難病や障害がある「キャンパー」とその家族が参加するもので、30年以上前から行われています。 今年は22のキャンパー家族やスタッフなど約150人が参加。 家族の介護の負担を減らすため、キャンプ期間中は、ボランティアがキャンパーに付き添います。 大浴場での入浴や、バイキング形式の食事を楽しむキャンパーたち。 普段できない体験に楽しそうな様子です。 ■かつては参加者の妹として 今回は母親として参加 川畑さんの家族「おいしいね」 川畑音心(ねね)ちゃんとその家族は今回初めてがんばれ共和国に参加しました。 特別な思いで待ちに待ったキャンプです。 熊本県玉名市に住む音心ちゃん。ダウン症やてんかんなどを患っていますが、両親と兄の瑛斗くん、姉のうたちゃんと毎日楽しく過ごしています。 母の和美さん(35)はキャンパーの宮脇久さんの妹で、自身も小学1年の時から10年近くキャンプに参加していました。 キャンパーのきょうだいとして参加していたことから、今回のキャンプには特別な思いがあります。 音心ちゃんの母・川畑和美さん「一番はそのお兄ちゃんお姉ちゃんにそういう人(障害のある人)たちもいるんだよという。普段はなかなか関われないじゃないですか。そういうところで楽しんでもらえたらなという」 父の龍平さんにとっては初めてのキャンプとなります。 父・川畑龍平さん「音心はまだ小さくて、いろんな病気とかわからない中でそういう障害を持つ親御さんたちと交流する中で、私たちもよりその理解するというか、状況を共有できる場があればいいなと」
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