【阪神JF】安藤勝己氏 2歳女王は「一頭抜けたくらいの勝ち方」 1番人気馬の敗因は…
◇G1・阪神ジュベナイルフィリーズ(2024年12月8日 京都芝1600メートル) 2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」は5番人気アルマヴェローチェ(上村)が制し、G1初制覇を飾った。 中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏がレース後、自身のX(旧ツイッター)を更新した。 勝ち馬について「良馬場のマイル戦で軽視しとった。初戦逃げて、前走が出遅れからのイン差しで、今回は大外一気やからね。一頭抜けたくらいの勝ち方で、間違いなく牝馬クラシックの中心」とし、2着ビップデイジー(松下)は「競馬が上手い。このワンツーは距離延びてからも楽しみ」とつづった。 1番人気で16着に敗れたブラウンラチェット(手塚)は前走から12キロ馬体重が減っていたこともあり「馬体減やな」と敗因を分析していた。 ▼阪神JF 1949年に創設された「阪神3歳S」が前身で、当初は芝1200メートルだった。60年に1400メートルとなり、62年以降は1600メートル。91年に牝馬限定となり、レース名も「阪神3歳牝馬S」に改称、さらに01年に現在のレース名に改称された。