宇奈月温泉周辺を解説 黒部峡谷ナチュラリスト研
黒部峡谷ナチュラリスト研究会(黒部市)は6日、宇奈月温泉界わいを巡る自然解説ツアーを始めた。例年はトロッコ電車終点の欅(けやき)平(だいら)で活動しているが、今季は能登半島地震の影響で全線開通しておらず、峡谷への玄関口で自然や歴史文化の魅力を発信する。 研究会の2人がガイドを務め、温泉街の総湯「湯めどころ宇奈月」を発着点に商店街を歩いて黒部峡谷鉄道宇奈月駅、赤い橋を渡るトロッコ電車が眺められる山彦橋、やまびこ遊歩道、宇奈月ダム展望台などを回った。解説員は峡谷に伝わる怖い話を紹介し、「資源を守るため、むやみに人が立ち入らないよう広まったのだろう」と話した。 約1時間のツアーは予約不要無料で、11月末まで午前11時、午後1時に行われる。