大黒柱レナードが開幕から不在もクリッパーズが勝ち越し…ハーデンとズバッツが躍動
ロサンゼルス・クリッパーズは、チームロゴやユニフォームを一新し、インテュイット・ドームという新たなホームアリーナで新シーズンを迎えた。 【動画】クリッパーズが勝利したウォリアーズ戦ハイライト! 大黒柱カワイ・レナードが右ヒザ炎症のリハビリテーションのため、開幕から無期限の離脱と発表されたのだが、3試合を終えて2勝1敗と勝ち越している。 このチームを引っ張るのはポイントガードのジェームズ・ハーデン。在籍2年目を迎えた35歳のベテランは、3試合を終えて平均25.0得点8.3リバウンドにリーグトップの11.7アシストをマーク。 ハーデンとともに先発陣を形成するのはスコアラーのノーマン・パウエル、ウイングディフェンダーのテレンス・マンとデリック・ジョーンズJr.、センターは在籍7年目のイビツァ・ズバッツが務めている。 パウエルは10月27日(現地時間26日、日付は以下同)のデンバー・ナゲッツ戦で第4クォーターだけで22得点を奪い、計37得点を残すなどオフェンス面で躍動。ハーデンに次ぐチーム2位の平均24.7得点に2.7リバウンド1.3アシスト、フィールドゴール成功率51.9パーセント、3ポイントシュート成功率40.0パーセント(平均3.3本成功)と活躍している。 そしてズバッツの貢献も大きい。213センチ108キロのビッグマンは開幕から3戦続けて21得点以上を残し、平均でも22.7得点4.3アシストにリーグ1位の14.0リバウンドを奪っており、フィールドゴール成功率59.2パーセントの高確率でショットを着実に沈めている。 昨シーズンのフィールドゴール試投数で自己最多の平均7.6本をマークした男は、今シーズンにその数字を同16.3本へと倍増し、チームの期待に見事応えていると言っていい。 シーズンはまだ始まったばかりだが、クリッパーズは28日にゴールデンステイト・ウォリアーズとのアウェーゲームにも勝利。レナード不在でもベンチにはニコラ・バトゥームやアミア・コフィー、クリス・ダン、ケビン・ポーターJr.らが控えており、決して侮れないチームとなっている。
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