ドジャース・カーショー 大事な首位攻防戦で緊急降板 1被弾3失点で2回持たず 「左足親指の痛み」と球団発表
ドジャースのベテラン左腕C・カーショー(36)が現地30日(日本時間31日)に行われた敵地のダイヤモンド・バックス戦に先発。2回途中3失点で緊急降板した。 【動画】こんなキュートな始球式見たことない!デコピンが大谷に”ストライク”送球したシーン 注目された地区2位Dバックスとの首位攻防戦第1ラウンドを託されたサイ・ヤング賞左腕だったが、初回にフレディ・フリーマンの2ランで味方が先制した直後の裏に登板すると、先頭のヘラルド・ペルドモに二塁打を打たれる。1死後に四球を与え、一死一、二塁とされると、ジョシュ・ベルの右前適時打などで2点を奪われた。 ドジャースは2回にもミゲル・ロハスの適時打、ムーキー・ベッツの犠飛などで3点を追加し、突き放した。 だがその裏、またもカーショーが乱れる。先頭のコービー・キャロルにカーブを捉えられ、右翼ポール際に放り込まれ、3点目を奪われた。 ベンチはここで降板を決断。デーブ・ロバーツ監督とトレーナーがベンチから出てきて、そのまま交代となった。1回0/3を投げて3安打3失点1四球1死球。降板理由に関して球団は「左足親指の痛みのため」と発表した。この日の最速は90・9マイル(約146キロ)と精彩を欠いていた。 先発陣ではエースのタイラー・グラスノーが右肘腱炎でIL(負傷者リスト)入り。右肩腱板損傷から復帰を目指す山本由伸もマイナーの試合で調整中で9月上旬の復帰を見込む。大事なプレーオフに向け、綱渡りの選手やりくりが続いている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]