【マリナーズ6－1アストロズ】＠ミニッツメイド・パーク

3安打2打点の活躍を見せたマリナーズのフリオ・ロドリゲス（MLB Advanced Media）

　日本時間9月24日、逆転でのプレーオフ進出を狙うマリナーズはアストロズとの3連戦がスタート。負ければアストロズの地区優勝が決まってしまう一戦だったが、先発のブライス・ミラーの好投もあって6対1で勝利を収め、ワイルドカード圏内まで1.5ゲーム差に迫った。ミラーは7回97球を投げて被安打2、奪三振5、与四球2、失点0という好投で12勝目（8敗）をマーク。アストロズ先発のハンター・ブラウンは6回3安打8奪三振1失点の好投を見せたものの、打線の援護がなく9敗目（11勝）を喫した。 【動画】マリナーズのフリオ・ロドリゲスがタイムリー二塁打を放つ 　マリナーズは地区優勝へのマジックナンバーを「2」としているアストロズに対し、3回表二死1・2塁からカル・ローリーのタイムリーで先制。ミラーの好投が続くなか、7回表にフリオ・ロドリゲスのタイムリーで貴重な追加点を奪った。8回表にはジャスティン・ターナーの犠飛とホルヘ・ポランコのタイムリー二塁打で2点を追加。8回裏にジェイソン・ヘイワードの9号ソロで1点を返されたものの、9回表にはロドリゲスとランディ・アロザレーナのタイムリー二塁打でダメ押しの2点を奪い、6対1で勝利した。 　マリナーズはレギュラーシーズン残り5試合となり、地区首位のアストロズとは4ゲーム差。今回の3連戦をスイープしたとしても逆転での地区優勝は難しく、やはりワイルドカード獲得が現実的な目標になるだろう。きょうはタイガース、ロイヤルズ、ツインズの試合がなく、アストロズ3連戦の初戦を制したマリナーズはワイルドカード争い4位のツインズと0.5ゲーム差、2位タイのタイガース、ロイヤルズとは1.5ゲーム差という状況。ライバル球団との直接対決は残っておらず、1つでも多く白星を積み重ねていくことが重要になる。