信長さながらの人気ぶり? 小栗旬が熱田神宮で御礼参り
俳優の小栗旬が主演を務める映画「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」が1月23日に公開され、1週間で観客動員数100万人を突破。興行収入は14億円を記録した。主人公のサブローと織田信長の一人二役に挑んだ小栗旬とその妻・帰蝶を演じた柴咲コウが先月31日、信長ゆかりの地である熱田神宮(名古屋市熱田区)に御礼参りに訪れ、中部地区の映画宣伝大使に任命された名古屋おもてなし武将隊の織田信長らも駆けつけるなど、にぎわいをみせた。
小栗「愛知には年に1回は必ず訪れています」
小栗旬、柴咲コウは映画大ヒットへの感謝を伝えるべく、1月29日から31日にかけて、鹿児島、熊本、福岡、兵庫、大阪、そして名古屋と訪れ、計12回の舞台挨拶を実施。最終日には、名古屋の熱田神宮にて御礼参りが行われた。 熱田神宮はかつて桶狭間の戦いを前にした信長が戦勝祈願のために訪れたとされる、信長ゆかりの地。わずか3000の手兵を率いて今川義元を討ち取り、その勝利の御礼として寄贈した「信長塀」が現在も境内に残る。 本宮で参拝を終えた小栗は「信長のゆかりのある土地でヒット御礼をさせていただいて、また身が引き締まった気がします。拝殿内に入ってお参りしたんですが、あそこから見える景色はすごくパワーがありました。1900年近く経ってるんですよね。すごく立派な神社だなと感じました」と話した。 一方、柴咲は「帰蝶という役が縁でこちらにお参りできたことをうれしく思います。お天気にも恵まれましたしね」と笑顔を見せた。 大ヒット御礼のため、3日間かけて各地をまわった二人。小栗は「意外と僕らはあんまりピンとこないんですが、『すごい勢いでヒットしてるみたいだね』って周りから連絡をいただくので実感し始めています」。柴咲は「演出家と役者とみんなで議論しながら作り上げていった映画だったので、受け入れていただけてうれしいです」と話し、さらに「公開してからお客さんの反応を直に感じながらご挨拶する機会はあまりないので楽しかったです」と続けた。 また、小栗の父は愛知県半田市出身のオペラの舞台監督であり、「子どもの頃に熱田神宮に連れてきてもらったかは覚えていないですが、愛知には年に1回は必ず訪れています。去年はおばあちゃんの墓参りで来ました」と明かした。