北朝鮮がいらだち?……与正氏、相次ぐ“談話”の思惑 早紀江さん「もう本当に時間がない」 日朝首脳会談は【#みんなのギモン】
■拉致被害者家族会代表「英断を期待」
近野解説委員 「拉致被害者家族会代表の横田拓也さんは、『両国が抱える人道問題の解決に向けて、金総書記の勇気ある英断を期待する。全拉致被害者の即時一括帰国の要求の水準を下げることはできない』と話しています」 河出奈都美アナウンサー 「ご家族の気持ちを考えると、一刻も早い帰国が実現したらいいなと思います。日本政府の対応はどうなっているのでしょうか」
■日本政府は…首相「トップ会談が重要」
近野解説委員 「日朝首脳会談はどうなるのか。談話を受けた 25 日の政府の反応を見てみましょう」 林官房長官 「拉致問題が既に解決されたとの主張は、全く受け入れられないと考えております」 岸田首相 「これまでも北朝鮮との間の諸懸案を解決するためには金正恩委員長とのトップ会談が重要であるということを申し上げてきました。首脳会談が実現しますかという質問ですが、これは相手のある話であります。今、何も決まっているものはありません」 近野解説委員 「水面下のことは分かりませんが、日本から何か新たな打診があったから談話が出た、あるいは談話が出たから日本が何かするといった発言はありませんでした」 「日本側としてはこれまでと同様に、首脳会談実現のために働きかけを続けていくということでした」 鈴江アナウンサー 「長年動かなかった問題を動かすというのは簡単なことではないと思いますが、もし自分の子どもや家族が拉致されて帰ってこなかったら、と想像すると居ても立っても居られません。そんな気持ちを、私たち 1 人 1 人が持つことも大事ですよね」 「改めてそういった気持ちを私たちも刻むべきだと思います。今年は各国の選挙など国際情勢が大きく動く可能性がある年とも言われています。それを横目に北朝鮮がどんなボールを投げてくるかは予断を許しません」 「日本として譲れない一線は守りながら、物事がしっかりと前に進むよう取り組んでいただきたいものです」 (2024年3月26日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
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