イングランド代表監督に就任のトゥヘル氏「目標はワールドカップ優勝」今後のチーム作りにも言及
イングランド代表監督に就任したトーマス・トゥヘル氏が、同国代表を率いる上での目標とチーム作りについて言及した。イギリス『Sky Sports』電子版がコメントを伝えている。 【動画|トゥヘル新監督のファーストメッセージ】「イングランド代表を率いる名誉を誇りに思う」 イングランドサッカー協会(FA)は現地時間16日、トーマス・トゥヘル氏の監督就任を発表した。契約は2025年1月から2026年に開催されるワールドカップ終了後までとなっており、11月のインターナショナルマッチウィークではリー・カーズリー暫定監督が引き続き指揮を執ることになる。 前任のギャレス・サウスゲート監督の下でイングランド代表は、2018年のFIFA ワールドカップで4位、2022年はベスト8、UEFA EURO 2020(2021年開催)とEURO 2024ではともに準優勝と悲願のタイトルを獲得することはできなかった。トゥヘル新監督の下でワールドカップ優勝を目指すことになるが、同監督も「目標はワールドカップ優勝」とし、以下のように語った。 「優勝できなくても失敗かどうかはわからない。もし目標を達成できなければ、なぜ失敗したのかを話さなければならないだろう。もし失敗だと判断すれば(イングランド代表監督を)続けない。しかし、失敗ではないと判断すれば続ける。誰も未来は予測することができないし、私はそのようにすることが正しいと感じている」 さらにトゥヘル新監督は代表チームでのチーム作りについて言及。現在イングランド代表は、ジュード・べリンガム、ブカヨ・サカ、フィル・フォーデン、コール・パーマーなど、豊富な才能を擁しているが、個人よりもチームを優先した編成を考えている。 「最も重要なのは適切なグループを編成することだ。我々は選手の中から、最高の26人を選ぶわけではないかもしれない。お互いにサポートし、一定の雰囲気を作り、期待以上のパフォーマンスを発揮できる最高のグループを選ぶだろう」 「成功しているチームは、ほとんどエゴを持たずにチームプレーをしている。これが我々の招集基準でも核となるだろう」
SPOTV NEWS