ボクシング JBCが上江洲タケシに無期限のライセンス停止処分 プロデビュー戦から3戦連続で減量失敗
日本ボクシングコミッション（JBC）は8日、上江洲タケシ（29）＝足利＝を9月29日より無期限のライセンス停止処分とすると発表した。 上江洲は9月30日に東京・後楽園ホールで予定されていた試合を、減量失敗による体調不良によりキャンセル。プロデビュー戦だった2022年8月のミドル級6回戦の前日計量で1・4キロ体重超過。2戦目の昨年9月の同級6回戦の前日計量でも1・9キロ体重超過して計量失格となっており、JBCは「競技スポーツとしてのプロボクシングの権威と信用を著しく棄損する行為」とライセンス剝奪の次に重い処分を科した。 足利ジムの中島大介会長には「監督責任を負う義務がある」として9月29日より3カ月のライセンス停止処分が科された。 上江洲はペルー出身で、栃木・白鷗大足利高から平成国際大に進学し、アマチュア戦績は46戦33勝13敗。全国高校総体16強などの実績がある。KWORLD3ジムからプロデビューし、2戦目からは足利ジムに所属していた。プロ戦績は2戦1敗1分け。右ボクサーファイター。身長177センチ。
