ブランド化進める「いみずサクラマス」で特注ますずし 9月の射水「商工まつり」で限定販売
9月8日に射水市大島中央公園で開かれる「ふるさと商工まつりin射水」で、市がブランド化を進める養殖魚「いみずサクラマス」のますずしを150個限定で販売する。定番の丸い押しずしではなく、昆布締めやあぶりなど六つの調理方法でマスを仕上げた特注品になる予定。9日は関係者が試食した。 いみずサクラマスは、堀岡養殖漁協(海竜町・新湊)が育成している。生でも食べられる高付加価値のサクラマスで、桜色の身が美しく、柔らかな肉質やしつこくない脂が特徴。射水市商工会は地元のブランド魚をPRしようと、商工まつりでのますずし販売を企画した。 製造を委託された料理店の海老屋(三ケ・小杉)は、酢で締めたり、昆布締めにしたりしたサクラマスを、市内産コシヒカリの酢飯の上に載せて提供することにした。若林木工所(加茂中部・下)製の魚をイメージした入れ物を使う。 9日は救急薬品市民交流プラザで試作品が披露された。商工会の織田寿一会長は「マスがふっくらしていておいしい」と味に太鼓判を押し、商工まつりの島田公志実行委員長は「今回だけの特別メニューで、いろんな味を楽しめる」とアピールした。 商工まつり(北日本新聞社後援)は午前10時に始まり、キャラクターショーや吹奏楽演奏などのステージイベントのほか、キッチンカー、縁日コーナーなどがある。ますずしは午前11時から1個千円で販売する。