アサンジ被告の審理最終日 身柄引き渡し、近く判断へ
【ロンドン共同】英高等法院で21日、米国で機密暴露などの罪に問われ、英国で収監中の内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告(52)の米国への身柄引き渡しを巡る審理が開かれる。2日間にわたる審理は同日で終了。高等法院が近く、本格審理を行うかどうかの判断を示す見通しだ。 BBC放送によると、アサンジ被告の弁護団は初日の審理で「公共の利益となる機密情報を入手し報道するという、通常のジャーナリズム活動によって起訴された」と主張。米国の訴追は「政治的意見を表現したことに対する国家の報復」だと批判した。被告は体調不良で出席しなかった。