グラングリーン大阪が6日にオープン イノベーション創出拠点のハブ
「関西経済にとって重要なイノベーション創出拠点のハブ」 6日に先行まちびらきを行ううめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」に携わった三菱地所の中島篤社長はこう説明する。 【関連写真】イベントスペースなどがあるうめきた公園 3日にはメディア向けの内覧会と記念式典が行われ、吉村洋文大阪府知事らが出席した。 グラングリーン大阪は、JR大阪駅に直結しており、「うめきた公園」を中心にオフィス、商業施設、ホテルなどが入る。 うめきた公園内には、約1万人を収容できるイベントスペースや、展示スタジオなどが入る「VS.」などがある。 うめきた公園を含む開発エリア内には、1600本以上の樹木が植えられており、温室効果ガスの削減やヒートアイランド現象の抑制にもつながる。 コンセプトは「“Osaka MIDORI LIFE"の創造」。市民や来街者、企業、研究機関などがチャレンジできる場を用意し、QOL(生活の質)向上や企業のイノベーション創出など新しい価値を共創していくという。 総開発事業費は6000億円で、来街者は年間5000万人を見込む。 吉村知事は同施設を「新しい梅田の顔、拠点になる」とし「大阪、関西を成長させ100年、200年続くまちを作っていきたい」と力を込める。
電波新聞社報道本部