【MLB】ロイヤルズの連敗が7でストップ ファムの移籍後初アーチが決勝弾に ルーゴは15勝目をマーク
【ガーディアンズ1-4ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
日本時間9月5日、ロイヤルズは本拠地カウフマン・スタジアムでのガーディアンズ3連戦の最終戦を迎え、4対1で勝利。3連戦のスイープ負けを回避し、8月下旬から続いていた連敗を7で止めた。ロイヤルズ先発のセス・ルーゴは7回103球を投げて被安打6、奪三振4、与四球1、失点1の好投で15勝目(8敗)をマーク。3番手のルーカス・アーセグが9セーブ目を挙げ、ガーディアンズ先発のベン・ライブリーは4回7安打4失点で9敗目(11勝)を喫した。 【動画】ロイヤルズのトミー・ファムが8号勝ち越し3ランを放つ 7連敗でア・リーグ中地区の優勝争いから後退しつつあるロイヤルズは、先発のルーゴが3回表二死2塁からホセ・ラミレスにタイムリーを浴び、先制点を献上。しかし、4回裏無死1・2塁からマイケル・マッシーのタイムリーで追いつくと、二死後にトミー・ファムの移籍後初アーチとなる8号3ランが飛び出し、4対1とリードを奪った。援護をもらったルーゴは7回6安打1失点と好投し、8回以降はクリス・ブービッチ、アーセグとつないで4対1で勝利。今季ワーストの連敗を7で止めた。 昨オフに総額1億ドル以上をFA市場に投じる積極的な補強を展開し、上位進出を目指した今季のロイヤルズ。球団史上ワーストタイの106敗を喫した昨季から一転、今季はここまで76勝65敗と躍進を遂げ、上位争いに加わっている。首位ガーディアンズとは4.5ゲーム差がついており、逆転での地区優勝は難しいかもしれないが、9年ぶりのプレーオフ進出は濃厚。8月末にファムらを獲得するなど、トレード期限が過ぎたあともフロントは精力的に動いており、看板選手へと成長したボビー・ウィットJr.を中心としたチームがプレーオフの舞台でどんな戦いを見せてくれるか楽しみだ。