イングランドがギリシャに敗戦、イタリアとベルギーは引き分け NL
【AFP＝時事】サッカーUEFAネーションズリーグ（UEFA Nations League 2024-25）は10日、各地で試合が行われ、リーグBのグループ2ではイングランドが1-2でギリシャに敗れた。 【写真】亡くなったバルドック選手に黙とうをささげる両国の選手 試合の前日に英国生まれでギリシャ代表歴もあるジョージ・バルドック（George Baldock）選手が死去し、暗い影が落とされたこの一戦で、ギリシャはイングランドから史上初の白星を飾った。 バルドック選手のために1分間の黙とうがささげられて始まった試合は49分、バンゲリス・パブリディス（Vangelis Pavlidis）のゴールでギリシャが先制した。イングランドは87分にジュード・ベリンガム（Jude Bellingham）が同点ゴールを挙げたものの、ギリシャはアディショナルタイム4分にイングランドのペナルティーエリア内でのクリアミスを拾ったパブリディスが決勝点を突き刺した。 これでギリシャは、開幕からの連勝を3に伸ばしている。 リーグAのグループ2では、イタリアとベルギーが2-2で引き分けた。イタリアは開始60秒でアンドレア・カンビアーゾ（Andrea Cambiaso）が代表初ゴールを決めて先制すると、24分にはマテオ・レテギ（Mateo Retegui）が追加点を挙げた。 これで試合の主導権を握って余裕を見せていたイタリアだが、前半残り6分ほどでロレンツォ・ペレグリーニ（Lorenzo Pellegrini）が退場処分を受けた。するとベルギーは、このファウルで得たFKからデザインされた見事なプレーを見せると、マキシム・デ・カイペル（Maxim De Cuyper）がミドルシュートを突き刺し、点差を1点に縮めた。さらにベルギーは61分、CKをファーサイドで折り返したボールを、抜け出したレアンドロ・トロサール（Leandro Trossard）が押し込み、試合を引き分けに持ち込んだ。 イタリアは同組の首位を守り、この日イスラエルに4-1で快勝したフランスが2位につけている。 エドゥアルド・カマヴィンガ（Eduardo Camavinga）のゴールで7分に先行したフランスは、一時同点に追いつかれたものの、24分にクリストファー・エンクンク（Christopher Nkunku）が勝ち越し点を奪った。終了間際には、マッテオ・グエンドウジ（Matteo Guendouzi）とブラッドリー・バルコラ（Bradley Barcola）がそれぞれ追加点を挙げた。【翻訳編集】 AFPBB News
