チャーリーXCX、「Sympathy Is a Knife」でコラボしたアリアナ・グランデからキャリア面での助言をしてもらったと明かす
現地時間2024年12月4日に公開された米バラエティの新しいインタビューで、チャーリーXCXが、アリアナ・グランデとの絆について語った。『ブラット』の収録曲でファンに人気の高い「Sympathy Is a Knife」のリミックスを10月に制作していた際、アリアナがさまざまなキャリア面で多くのサポートをしてくれたとチャーリーは語っている。「言いたいことが山ほどあったみたい」と彼女は言う。 アリアナが「Sympathy Is a Knife」に“強く惹きつけられた”ことに触れ、チャーリーは、「私たちは歌詞について何度も話し合い、この業界で私たち2人が感じたナイフについて語り合いました」と付け加えた。 また、アリアナはチャーリーの女優としての野心も後押ししたようだ。チャーリーは近い将来、ベニート・スキナー監督のドラマ・シリーズ『Overcompensating』、グレッグ・アラキ監督の映画『I Want Your Sex』、ダニエル・ゴールドヘイバー監督の『ジャンク』(原題:Faces of Death)のリメイク版、ジュリア・ジャックマン監督のグラフィック・ノベル『100 Nights of Hero』の映画化作品などへの出演が予定されている。また、9月に『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)の司会を務めたアリアナは、11月に同番組に出演したチャーリーににそのコツを伝授した。 「もちろん彼女は“SNL”を終えたばかりで大成功を収めていましたので、私はヒントをもらっていました」とチャーリーは同誌に語り、「彼女はただ“あなたならうまくいくから、リラックスして、凄く楽しいから”と言ってくれました」と続けた。 「Sympathy Is a Knife」のアリアナによるリミックスは、『Brat and It’s Completely Different But Also Still Brat』という、チャーリーの大ヒット6thスタジオ・アルバムのコンパニオンLPに収録された数多くのリミックスのひとつだ。この楽曲で、2人は名声と音楽業界の好ましくない側面について掘り下げ、「頂点に立ったとき、それはナイフのようなもの/論理的に考えれば、次に待ち受けているのはどん底に落ちる姿を見たいと彼らが思っているってことだから」と歌っている。 ビリー・アイリッシュ、ロード、トロイ・シヴァン、アディソン・レイ、ティナーシェ、The 1975なども、10月11日にリリースされた『ブラット』のリミックス・アルバムに参加している。このプロジェクトは、6月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場3位を記録した(自身にとって初の全米TOP5)オリジナル・アルバムから始まった、キャリアを後押しする旋風をさらに加速させるものとなった。 『ブラット』での予想外の成功を振り返りながら彼女はバラエティに対し、「(前作)“クラッシュ”は、遊び半分にメジャー・レーベルのポップ・アーティストになっているようなものだったんです。今となっては、“ブラット”がそれを圧倒してしまったのが面白くて。だってこのレコードは自分のファンだけのために作るつもりでいたから」と説明している。