スペインのレオノール王女、建国記念日のレセプションに出席 ゲストに気が付かれない事態が発生
10月12日はスペインの建国記念日。祝賀行事が開催され、フェリペ6世国王とレティシア王妃とともに未来の君主、レオノール王女も出席した。 【写真】将来はスペイン女王に!レオノール王女の成長アルバム
まず3人はマドリードのカノバス・デル・カスティーリョ広場で開催された軍事パレードとレセプションに出席。レセプションではスペインのために命を捧げた人たちに月桂樹の冠を捧げるのが伝統だが、王女も国王とともに冠を捧げた。王女がこの伝統に参加するのは昨年に続いて2回目。
その後一行は宮殿に移動、昼餐会に出席した。3人はゲストたちを1人1人迎えたが、その最中に事件が発生。ゲストが王女の存在を忘れ、握手せずに通り過ぎてしまう場面が何度か起きた。
王女の手前に立っていたレティシア王妃と対面できたことに興奮して、王女の存在を見逃してしまったのではないかと見られている。スルーされてしまった王女は戸惑ったような表情を浮かべていたが、王女に気付いたゲストが戻って握手をすると笑顔で対応していた。 ちなみにこの日の王女は海軍の礼服姿で出席。王女は昨年夏に3年間の軍事訓練をスタート、陸軍士官学校での訓練を終え、今年夏から海軍士官学校で勉強している。そのため建国記念日での装いも昨年は陸軍、今年は海軍の礼服と変化していた。
報道によると王女はクリスマスまで学校で訓練、その後は練習船でのトレーニングに入る。王室は「艦隊での各部隊での練習期間を経て」「海軍の行動規範となる知識や原則、価値観を学んで」終了すると発表している。将来の君主への道を着々と歩んでいる王女。次の公務への登場を楽しみにしたい。