新鮮なフォルムと安心感のあるカラーで魅せるマルニ──特集:2024-25年秋冬、バッグと財布選びが変わった!
ブランド設立30周年を祝うバッグ&ウォレットコレクション。目を引きつけるデザインを柔らかいカラーで表現し、使いやすく仕上げているのが特徴だ。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
優しげなカラーと独特なフォルムがマルニらしさ
1994年に創業し、ブランド設立から30周年を迎えるマルニ。クリエイティブ・ディレクターのフランチェスコ・リッソは、今秋冬を本能が赴くまま、自由な感性で作り上げた。バッグや財布も、それに準ずるような柔らかいカラーリングや、型破りで巧妙なデザインで魅了する。レザーを大胆に両サイドで折り曲げたバッグ「リバース」の新色も、落ち着いたカラーリングで表現。他にもユニークな丸みのあるフォルムがユニークなバッグ「ムソ」など、見た目にも楽しげな逸品が出そろった。 ■ムソ ミディアムバッグ 今秋冬から新たに仲間に加わったバッグ「ムソ」。片側側面に穴が空いており、そこからレザーストラップを通し、丸みを帯びたユニークなシルエットが実現。マルニらしい柔らかいイメージを掻き立てる。W24×H26×D15cmとマチ幅も十分で、モノの出し入れがしやすいのも特筆すべき点。ストラップの調整が可能で、肩掛けやクロスボディなどさまざまな持ち方が楽しめる。 ■トランカルークロスボディバッグ 人気の「トランクバック」をアップデートさせた新たなるアイコン「トランカルーバッグ」。フロントフラップ部分に施したマグネット開閉のメタルパーツが、アクセサリー感を高めてくれる。W18×H10.5×D9cmという小ぶりなサイズで、ショルダーストラップを取り外してクラッチバッグとしても使用可能だ。 ■3つ折りウォレット 柔らかく手馴染みのいいグレインレザーを使用した3つ折りのウォレット。職人のハンドステッチによるメンディングロゴをデザインした“MENDING”コレクションのウォレットだ。W10×H7×D2.5cmという3つ折り財布としては標準的なサイズで、使う人を選ばない。優しいカラーリングで、マルニらしさを感じさせるデザインとなっている。 ■2つ折りウォレット 高周波による凹凸で施されたエンボスロゴが、さりげないアクセントに。控えめなロゴの主張がスマートな印象を醸し出す逸品だ。薄マチのW11.5×H9.5×D2cmというサイズで、ジーンズのポケットにも収まるサイズ。グレーとベージュの中間のようなトーナルカラーは探すとなかなかないので、その点でも他にはない魅力を持っている。 ■リバース バッグ 両サイドのレザーパネルを折りたたんだカラーブロックが特徴の「リバース」バッグ。新作はピュアなホワイトと、クリーンなブラウンのツートンで表現された。W31.5×H33×D12cmとノートPCも収納可能なサイズで、内装には収容物を優しく守るスエードを採用。長さ調整可能なショルダーストラップ付きで、手持ちやワンショルダー、クロスボディなど、気分によって変えられる。 ■マルニ ジャパン クライアントサービス TEL:0120-374-708
文・オオサワ系、森下隆太 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)