ポイ活で必須の「クレカ選び」 迷ったらおすすめは老舗の2枚 今ならスタバで最大10.5%還元も
ポイ活を効率的に進めるうえで重宝するクレジットカード。中でも人気が高い2枚のカードを紹介する。AERA 2024年12月9日号より。(【前編はこちら】【ポイ活ランキング】達人が選ぶサイト&アプリ ベスト10! ハウスクリーニングも数千円お得?) 【図表を見る】ポイ活インスタグラマーななえもんさんが選ぶポイ活サイト&アプリBEST 5 * * * ポイ活をする中で、重要な要素の一つが、クレジットカード選びだ。どの会社も基本の還元率に加えて、特定の商品やサービスで利用すると、さらに還元率がアップする特典などでしのぎを削っている。 インターネット上には、おすすめのクレジットカードを紹介するサイトがあふれている。 その中でも最近、多くのサイトで人気上位に入っているのが、国内の老舗クレジットカード会社から発行されている「三井住友カード(NL)」と「JCBカードW」だ。年会費無料の人気クレカとして比較されやすい2枚について、それぞれの特徴を紹介する。 三井住友カード(NL)は、ローソン、ミニストップなどのコンビニや、マクドナルドやモスバーガー、ドトールといった飲食店で使うとポイントがたまりやすい。対象店舗においてスマホタッチ決済で支払うと、最大7%の高還元が受けられる。セブン-イレブンなら最大10%と高い還元率が期待できる。 課題は基本の還元率が0.5%という点。高還元の特定の店舗を除けば、ポイントはたまりにくい。 一方、JCBカードWは、基本の還元率が1%と高めだ。加えて、アマゾン(2.0%)やメルカリ(1.5%)といったネットでの買い物に強みがある。 またスターバックスでは一定の条件を満たせば最大10.5%のポイントが獲得できる。こうした店舗をよく使うのであればお得感は高い。 だがJCBカードWの入会条件は満39歳までとなっており40歳以上だと申し込みできない。いったん入会すればサービスは40歳以上でも継続される。 どちらか迷っている場合は、2枚持ちして、状況に応じてお得な方を使い分けてもいい。もちろんポイント経済圏のほか、各会社が様々な特典をつけたカードを発行している。自分自身がどんなケースでよくカードを使って買い物をするかを把握したうえで、最適なカード選びを心がけたい。 なお、注意したいのはカードをたくさん持つこと。各カード会社は入会特典と称して、入会するだけで数千ポイントがもらえるキャンペーンを常時展開している。ポイ活の達人の域に達していれば別だが、初心者にはポイントを管理できず、せっかくのポイントを無駄にするリスクもある。(編集部・木村聡史) ※AERA 2024年12月9日号
木村聡史