早大2大会ぶり4強 日本代表FB矢崎メンバー外も8トライ快勝 全国大学ラグビー選手権
「ラグビー・全国大学選手権・準々決勝、早大53-10近大」(21日、秩父宮ラグビー場) 早大(関東対抗戦1位)が8トライを挙げて近大(関西3位)に快勝し、2大会ぶりの4強入りを決めた。 前半2分に敵陣ゴール前の左ラインアウトからモールを押し込み、主将のフッカー佐藤健次(4年)が先制トライ。同11分にはFB植木太一(1年)が鋭い突破からトライを挙げると、同16分にもモールを押し込んで再び佐藤がトライを奪い、17-0とリードした。1トライを返されて迎えた前半終了間際には、ハーフウェーライン手前で相手のパスをインターセプトしたWTB田中健想(1年)が約55メートルの独走トライを挙げ、24-5として折り返した。 後半に入ると、12分に鈴木が自慢のスピードで右サイドを駆け抜けてトライ。その後も佐藤が自身3本目のトライを挙げるなど、得点を重ねた。 日本代表FB矢崎由高(2年)がメンバー外の影響を感じさせない戦いぶりで、5大会ぶりの優勝へ快勝発進。来年1月2日の準決勝(国立)では、22日に行われる大東大(関東リーグ戦1位)-京産大(関西2位)の勝者と対戦する。