「ママに見えないね」褒めたつもり?「ぜんぜんイケるわ」「最低限の身だしなみ」…“趣味は美容”の男性アナと解決 美について“もやもやした言葉”
■「“自分らしい”を“好き”っていうツールを通して見つけられたら」
白川:今回美についてきいてきたんですけど、一方で美について頑張っていないとだめというのも、メッセージとしてちょっと違う気がして。どんな状態の自分も愛せるように、直川アナが心がけていることや、そういう人たちに伝えられるメッセージって何かありますか? 直川:私はたまたま美容が好きだっただけで、美容に関心がなくてもいいと思います。自分の個性とか自分らしさを見つけるのって、“好き”から派生することが多いと思うんです。 白川:自分を好きになるためのことが直川さんにとっては美容だったけれども、人によって違うんじゃないかということですね。 直川:「社会人として最低限の身だしなみ」とかってよく言われるじゃないですか。それぐらいの最低限を守っていればいいと思うんですよ。 白川:正直僕、“女性だけがマナーとしてメイクをしなきゃいけない”という社会人ルールの方もどうかと思うんですよね。同じ時間に出社するために、女性の方が全員ちょっとずつ早起きしているじゃないですか。なんかそれって全然平等じゃないなと思うから、美に対して頑張らないという選択肢もあるんじゃないかなって思ったんですよね。 直川:ありますよね。私がたまたま興味があって突き詰めた分野というだけで、注目していただいていますけれども、美容に限らず、“自分らしい”を“好き”っていうツールを通して見つけられたら、みんながいきいきします。 白川:美容でなくても、「自分を好きになるために、自分の好きなものを極める」。 直川:まさにそうですね。
■Talk Gender~もっと話そう、ジェンダーのこと~
日テレ報道局ジェンダー班のメンバーが、ジェンダーに関するニュースを起点に記者やゲストとあれこれ話すPodcastプログラム。MCは、報道一筋35年以上、子育てや健康を専門とする庭野めぐみ解説委員と、カルチャーニュースやnews zeroを担当し、ゲイを公表して働く白川大介プロデューサー。 “話す”はインクルーシブな未来のきっかけ。あなたも輪に入りませんか? 番組ハッシュタグ:#talkgender