ロープウエー点検中に事故 53歳男性作業員が引きずられて重傷 通路の鉄骨に顔などぶつける 装備引っかかったか 3連休初日に終日運休
14日朝、長野県木曽町のロープウエーで、点検中の男性作業員がロープウエーに引きずられて重傷を負う事故がありました。 事故があったのは木曽町の「おんたけロープウェイ」です。警察や支配人によりますと、14日午前7時前、運行前の点検作業中、男性作業員(53)がロープウエーに引きずられ、体を通路の鉄骨にぶつけたということです。 男性はドクターヘリで松本市内の病院に搬送されましたが、顔や胸を打っていて重傷ということです。 当時、男性はロープウエー上部の通路で点検をしていて、安全帯のひもなどが引っ掛かった可能性があるということです。
事故のため、ロープウエーは終日運休となりました。今後、安全確認をした上で運行を再開させるとしています。 「おんたけロープウェイ」は御嶽山の5合目から7合目を結んでいます。3連休初日ということで、14日朝は多くの行楽客・登山客が詰めかけていました。
長野放送