「すべてを出さないなら終わり」フランスに敗れたベルギー代表、デ・ブライネがチームに怒り「任務をしっかりこなそうとしない者の問題だ」
何がうまくいかなかったか、ここでは言えない」
9月9日に行われたUEFAネーションズリーグ第2節で、フランスに0-2と敗れたベルギー代表のケビン・デ・ブライネが、チームに対して怒りを表わした。 【画像】スーパーモデル級の美貌! 名将ペップの愛娘、マリア・グアルディオラの悩殺ショット集をお届け! 3日前のイスラエル戦で3-1と勝利したベルギーだが、この日は前半に先制を許すと、後半にも追加点を献上。イタリアに1-3と敗れて批判を浴び、奮起したフランスを相手に黒星を喫している。 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、デ・ブライネは試合後、母国『VTM』のインタビューで、試合途中にロッカールームで味方に喝を入れたと明かしている。デ・ブライネは「何がうまくいかなかったか、ここでは言えない。ハーフタイムにすでにチームに言った」と述べた。 「それをメディアで繰り返すことはできない。だが、すべてにおいてもっと良くなければいけない。最高の水準に達したいのに、そのレベルに至るに不十分なら、すべてを出さなければいけない。それをしないなら、終わりだ」 怒りの内容を明かさなかったデ・ブライネだが、インタビューで再度問われると、「後ろが多すぎる。6人で引いていたら、連係はできない」と話している。 「トランジションの問題じゃない。任務をしっかりこなそうとしない者の問題だ」 このデ・ブライネの怒りに、ドメニコ・テデスコは「キャプテンで、大変な勝者のメンタリティの持ち主だ。だから、感情的になることもある」と理解を示した。 2018年のロシア・ワールドカップでは、ラウンド・オブ・16で日本を相手に逆転勝利し、3位と最高成績を収めたベルギー。だが、前回のカタール大会では決勝トーナメントに進めず、EURO2024でもベスト16敗退に終わり、黄金期に結果を残せなかったとの声もある。 33歳となったデ・ブライネの言葉を、チームはどう受け止めたのか。イタリア、フランスと対戦する10月シリーズに注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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