【ガーデニング】多肉植物の冬越し準備! 寒さに強くて個性的な見た目の植物8選
冬の多肉植物は紅葉するものもあれば、冬にどんどん生長したり、逆に寒さから身を守るためにギュッと身を縮めたりと、寒い季節ならではのさまざまな変化が楽しめます。 【写真11枚】リトープス、コノフィツム、プレイオスピロス… 寒さに強い個性的な植物たち 気温が高い地域生まれの多肉植物は、寒い日本では冬越し対策も必要。今回は多肉植物を無事に冬越しさせるコツや、寒さに強いオススメ品種を参考価格とともに紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
多肉植物の生育型による分類
●冬型(生育適温:5~20度) 冬に活発に生長し、気温が上がる春~夏にかけては休眠、秋になると生育を開始するタイプ。基本的に寒さを好みますが、厳冬期の強い冷え込みは苦手という品種もあります。 ●春秋型(生育適温:10~25度) 春や秋の穏やかな気候に生長し、夏や冬は品種によって、生育が緩慢になったり休眠したりというタイプ。寒くなると紅葉するものもあります。 ●夏型(生育適温:15~35度) 夏に大きく生長し、秋はゆっくりした生育ペースに。冬は休眠して、春になると生育をスタートするタイプ。寒さが苦手なので冬は室内で育てます。
多肉植物を安全に冬越しさせるコツ
●冬越し温度をチェックする 「冬越し温度」とは多肉植物が健康な状態で冬を過ごせる最低温度のこと。冬に生長する冬型多肉植物の中には冬越し温度が高めの植物もあれば、春秋型でも寒さにめっぽう強い植物もあります。 冬越し温度が低い植物は、冬でも屋外で育てることが可能。それぞれの種類で温度が異なるため、あらかじめチェックしておくことが大切です。 ●明るく風通しのよい場所に置く 屋外で育てる場合は日がよく当たる暖かいところに。室内に置くときは窓辺などの明るい場所で、タップリ光を当ててあげましょう。日光不足になると徒長して形が崩れます。 風通しが悪いと株元が多湿になって根腐れすることも。ときどき窓を開けて空気を入れ替えたり、天気のよい日中は外に出して日光浴も兼ねたりするとよいでしょう。 ●水やりによる多湿に気をつける 冬の水やりは控えめにするのがポイント。生育中の冬型多肉植物であっても多湿は禁物です。鉢の土がカラカラに乾いてきたら、鉢底から出るまでタップリと。緩急をつけた水やりを心がけましょう。 春秋型には月に1回程度、休眠中の夏型の水やりはストップします。水やりのタイミングは葉のシワをチェックして、しんなりしてきたかどうかを目安にするのがオススメです。 ●気温の変化に注意する 室内に置いているので大丈夫…と安心していると、夜の急激な冷え込みで植物が傷んでしまうことがあります。屋外で育てられる品種でも、寒波で気温が氷点下になると耐えられません。 夜間は外気温が伝わりやすい窓際から、少し離れた場所に移動しましょう。外に置いている鉢は室内に取り込んだり、高い位置に置いてビニールなどを掛けたりすると安心です。