九州新幹線が倒木に接触、一時立ち往生 出水-川内間、運休や遅れで2000人に影響(8日)
8日午後4時5分ごろ、九州新幹線の新大阪発鹿児島中央行きさくら555号(8両編成)が、出水(鹿児島県出水市)-川内(同県薩摩川内市)を走行中に倒木と接触して停止した。JR九州によると、乗員乗客約350人にけがはなかった。約2時間20分後に運転を再開。上下線合わせて14本の運休や遅れが発生し、約2000人に影響が出た。 【写真】〈関連〉九州新幹線のルートと駅名を地図で確認する
出水署によると、「切った木が線路に倒れかかった」と線路沿いで伐採していた男性が110番した。同署から連絡を受け、新幹線は70キロで警戒走行していた。倒木を撤去後、車体に異常がみられなかったため運転を再開した。 熊本(熊本市)-鹿児島中央の下り線で一時運転を見合わせ、上下線10本が運休、上下4本に最大2時間33分の遅れが出た。
南日本新聞 | 鹿児島