オープンフィンガーグローブでパンチを放つ都木（右）

格闘技イベント『SHOOT BOXING 2024 act.4』 2024年8月17日（土）東京・後楽園ホール ▼第5試合　70.0kg契約　オープンフィンガーグローブマッチ　エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R 〇都木航佑（キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位） TKO　延長1R終了後　※セコンドからのタオル投入 ●ロクク・ダリ（コンゴ/TRI.H Studio） ※本戦判定30-30 ※延長1Rの判定10-10×2、10-9 【フォト】オープンフィンガーグローブ（OFG）で激しい打ち合い！ 　都木は、フルコンタクト空手出身で初代KROSS×OVER認定KICK-67.5kg王者。23年9月に村田義光、24年2月にRYOTAROを下し、6月にヨークディーゼルを倒して連勝街道を突き進む。 　対するダリは高い身体能力を生かして、DEEP、GRACHAN、巌流島、ラウェイなど様々なリングで戦い、18年12月にはGRANDウェルター級王座を戴冠。キックルールでは、20年8月に海人とキックルールで、RIZINでは木村ミノルと対戦した。 　1R、都木がローで先制。ダリは様子を伺い、相手のローを交わすと左右フック。都木は右ミドルを蹴り込む。都木の蹴り足を掴んだダリは右のオーバーハンド。 　2R、ダリが豪快な右フック、コーナー際で左右フックを見舞う。やや見合う展開が続くが、都木はローキック。ダリは長いリーチから随所でパンチを出す。3R、都木は右ロー、ダリはスイッチを使いながら豪快な右フック。都木は前蹴り、左ミドル。ダリはボディへのストレート。都木は右ストレートに、ダリは左右フックを連続で放つ。 　場内は、都木コールが響くが、決定打のないまま判定へ。3者とも30-30のドローで延長戦へ突入する。 　延長1R、近距離ではダリが細かいフック、都木はサウスポーから左ロー。都木がカウンターのヒザ蹴り、やや動きが鈍ったダリだが、左ストレート。都木は終盤にはローキックを強打した。ラウンド終了後、ダリがセコンドに対して首を振り、続行不可能に。セコンドからのタオル投入で試合終了となった。