24年10月18日　1番、ティーショットを打つ木村彩子（撮影・和賀正仁）

＜日米女子ツアー共催：TOTOジャパンクラシック＞◇第3日◇2日◇滋賀・瀬田GC北C（6616ヤード、パー72）◇賞金総額200万ドル（約3億円）、優勝賞金30万ドル（約4500万円） 【写真】父母に囲まれる木村彩子 　インスタート最初の組で開始予定だった国内ツアー1勝の木村彩子（28＝フリー）は、コースでアップ中に中止決定を知った。「いつもの国内ツアーよりも決定が早かったので、そこに関してはすごく助かる。みんなそう思っていると思う」と前向きにとらえた。 　第2ラウンドはスコアが伸びなかったものの、初日にまずまずのスタートを切り現在4アンダー。「いったんちょっと心も体もリセットして今週挑んでたので、新鮮な感覚で楽しくゴルフをできている」と表情は明るい。 　中止決定後は、コース外の練習場で体を動かす予定。さらにそのあとは、神社仏閣を訪れる計画があるという。「神社とか好きなんで。金閣寺と銀閣寺は小中学校の時の修学旅行で行ったんですけど、あらためて大人の目線で見てみたいな」。子ども心には鮮やかな金色のほうに目が引かれたが、「いま見たらどう感じるのか、自分でもちょっと気になる。天気は悪そうだけれど、できれば行ってみたい」。大阪府出身のゴルファーは、京都で“雨の休日”を過ごしてリフレッシュするプランを口にした。