NEO EXILE世代の注目7人組グループ、デビューから1年で掴んだ個性「いかに楽しむか」
「キドフェノ120%」観れば観るほど気づきがあるMV
──『Unstoppable』のミュージックビデオも楽しんで撮影できましたか?(取材時はまだMV完成前) 蒼真:今、着ているこの白黒の衣装ともう1パターンあるんですけど、多分初めて見る方はびっくりするんじゃないかな。めちゃくちゃかっこいいんです。僕たちもミュージックビデオを撮りながらすごくワクワクしましたし。みんなも楽しみながら撮影していて、自分のものに落とし込むことができてるなって気がしました。 健介:早く観てもらいたい、やばいですもん。僕が1番やばいモンスターみたいな感じなんですけど、めっちゃかっこいい。キドフェノ120%みたいな感じで、限界突破。デビューしたての頃は奇抜な衣装を着てもなんか自分に馴染んでない感じがしてたんですけど、今はそれぞれキャラも出てきて、奇抜じゃないと落ち着かない! みたいになってきました(笑)。 ──白黒の衣装とのギャップもかっこいいです。 健介:1回観ただけでは全部吸収できないと思う。アー写も含めメンバー同士の衣装が変わってたり、観れば観るほど気づきがあるミュージックビデオになってます。 ──4thシングルに収録されているほかの2曲『Trendsetter』『Underrated』、どちらもまたキドフェノ新境地という感じですね。 蒼真:僕は『Trendsetter』のレコーディングが個人的にすごく印象に残っています。自分のパートが元々のキーよりめちゃくちゃ低くなってるんですけど、 ディレクションしてくださる方が、「蒼真くん声低いよね、その武器生かせたらいいよね」って言ってくださって。そこに健さん(健介)もいて、「蒼真もっと低いのいけるっしょ」「もっとこういうのできるんじゃない」って言ってくれて、また新しい自分の声色を見つけられたのがうれしかった。 ──メンバーからのアドバイスもあるんですね。 健介:結構あるよな。ラップパートとかでも、このラッパーの人の声と合いそうやから練習してみたらとか共有したり・・・1年経ってお互いのキャラクターも理解してきてるので。『Unstoppable』でもシュン(峻乃介)と僕のパートで被るところがあるんですけど、 シュンはどちらかというとキー高めで鳴らすのと、ちょっとがなるのが得意なので、そこで2人のバランスを取りながら歌ってます。 ──お互いのキャラを理解してるから。 健介:そうです。しっかり2人の声も聞こえて、でも一体感もあるような・・・4thシングルの準備期間はレッスンをめっちゃ受けたんですけど、そのときにいろいろメンバー間で共有して取り組めたんじゃないかなと思います。ボーカルに関しては翼空と光汰の2人が特化してるのでレコーディングのときに相談したり・・・。 蒼真:そういう意味でも4thシングルは僕たちの決意表明と挑戦という、すごく強い意志が込められているので、たくさんの方に聴いていただきたいですし、歌詞には強気な部分もあるんですけど、それを僕たちの今の年齢で僕たち7人がやっていることにすごく意味があるなと思う。たくさんの方の背中を押せるような楽曲になっていますので、ぜひこれを聴いてみなさんも「Unstoppable」、止まらず進んでいきましょう。 健介:キレイに締めた(笑)。 ──関西といえば、10月26日・27日に『LDH LIVE EXPO 2024 ーEXILE TRIBE BEST HITS』がありますね! 健介:そうです! もう、大大大先輩とも初めてしっかり共演させていただけるステージなんですけど、リハーサルしていて、「やば、こんなんあるんや」「これはかっこいいわ、盛り上がるわ」みたいなのを、自分たちも出演する側なんですけどすごく感じることが多くて。EXILE TRIBEの団結力、みんなが1つになってライブを作り上げる感じがすごく素敵だなと思いますし、どのグループのファンのみなさんも楽しめるライブになってるんじゃないかな。 蒼真:そうだね。 健介:そのなかでもちょっと異彩を放っていきたいし、新しい現象を起こしたい。僕たちをフォーカスしていただける場面もあるので、そのときには自分たちのカラーを全開に出してスタジアム中を魅了できるように、ぶちかましたいなって思います! ◇ KID PHENOMENONの4thシングル『Unstoppable』は10月9日発売。EXILE TRIBEが大集結し、ヒット曲をすべて集めたメンバープロデュースのライブ『LDH LIVE EXPO 2024 ーEXILE TRIBE BEST HITS』は10月26日・27日に「ヤンマースタジアム長居」で開催される。 取材・文・写真/Lmaga.jp編集部