<わたしたちと音楽 Vol. 45>TOMOKO IDA 世界で活躍する女性プロデューサーが増える未来のために
夢を叶えるには、とにかく作り続けること
――TOMOKO IDAさんが、キャリア1年目の自分に何かアドバイスをするとしたら? IDA:とにかく「作り続けろ」ですかね。音楽プロデューサーの仕事は、作った楽曲が簡単に採用されるわけではありません。指名でオファーをいただいても、何曲も作って採用されるのはそのうちの僅か少し。華やかな世界のようで、かなり地道な作業が多いですし、とにかく作り続けるしかないんです。 ――それでは、次の目標は何でしょうか。 IDA:【グラミー賞】にノミネートされることができたので、次は受賞ができるように。いつになるかはわからないですけれど、それに向けて音楽を作り続けていきます。
プロフィール
TOMOKO IDA 東京都出身。幼少期にピアノとダンスを習い、ヒップホップ・カルチャーに興味を持つようになりDJ活動をスタート。トラックメイクも行うようになり、2008年に渡米しニューヨークでの活動を始める。帰国後の2010年には女性デュオのMPCプレイヤー、ビートメイカーとしてメジャーデビュー。2016年から本格的に音楽プロデューサーとして活動を始める。現在はアメリカ在住で、日韓トップ・アーティストから欧米のアーティストに楽曲を提供。また、国内ドーム・アリーナツアーなど、大規模コンサートでのインストゥルメンタル・ダンストラックを手掛けるプロデューサーとしても活躍中。
Rio Hirai (SOW SWEET PUBLISHING)