築地市場の跡地、初の一般開放 見学ツアー参加の小学生が築地の歴史学ぶ
日テレNEWS NNN
築地市場の跡地が1日に初めて一般開放され、見学ツアーに参加した小学生が築地の歴史を学びました。 1935年に開業後、83年間にわたって使用された築地市場。2018年に閉場されましたが1日、その跡地が初めて一般開放され、小学生らを対象とした現地見学会が行われました。 東京ドーム4個分の広さがある跡地の一部には、当時の市場の床の石畳が残っていたほか、アーケードに使用されていた鉄骨もまだ残されていました。 都は今回、未来を担う小学生を対象に、築地の歴史と今後のまちづくりを正しく、わかりやすく伝えていきたいとして、見学ツアーを開催したということです。 築地市場の跡地には今後、およそ5万人を収容できる多機能型スタジアムや、隣接する築地場外市場と連携して食文化を発信する施設、空飛ぶクルマの発着所などを整備する予定で、すべての工事が完了するのは2038年度の見込みです。