なでしこジャパン、田中美南がブラジル女子代表戦4戦連発を狙う!「潰されたら…」背負うストライカーとしての責任【パリ五輪】
パリ五輪(パリオリンピック)女子サッカー競技・グループC第2節、ブラジル女子代表対なでしこジャパン(日本女子代表)が現地時間28日(日本時間29日)に行われる。なでしこジャパンFW田中美南がブラジル女子代表戦の前日に取材陣のインタビューに応えた。 【グループリーグ順位表】パリ五輪2024 女子サッカー競技 組み合わせ スペイン女子代表戦から中2日で臨むブラジル女子代表戦について田中は「ブラジルは何回か戦っている中で、お互い特徴とかは分かっているので、うまく自分達がボールポゼッションしたいですし、スペインと比べて縦への攻撃がシンプルで、前線に4枚残してきたり、速い選手をうまく使ってきたり、シンプルで嫌な攻撃でクロスっていうのはあると思うので、そこは警戒しながら、それでも自分らがボールを良い立ち位置で動かせれば、良いゲームができるんじゃないかなと思います」と意気込んだ。 ブラジル女子代表とはこの1年間で3試合行っており、PK戦での敗戦を含めると、1勝2敗と負け越している。だが、田中はこの3試合全てでゴールを決めており、田中個人はお得意様と言っても良いだろう。相手の守備の特徴と対策について以下のように語っている。 「マンツーマンで守備をしてくる分、そこで自分が潰されたら攻撃の起点が途切れるっていう責任があるので、そこで一個潰されないのを意識しつつ、ペナルティエリア内に関しては人に対して付くという意識が強い分、動きを惑わすことができたらうまくスペースを突くことができるし、クロスに入る時とかもタイミングを見たら外れるんじゃないかなと思います」 相手の守備に対して田中の特徴は脅威となるだろう。クロスへの入り方や、相手の裏を突く動きは得意。うまく1人をかわすことができれば、チャンスに繋がるはずだ。田中にブラジル女子代表戦4試合連続ゴールが生まれれば、なでしこジャパンの勝利が近づくことになるだろう。
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