東京駅からSuicaで列車に乗ってどこまで行けるか知ってる? 意外と知らない限界駅はココ!
ちなみに、東京駅からJR中央本線の「甲府駅」まではSuicaで行けますが、JR身延線がJR東海エリアとなるうえに交通系ICカードでの乗り換えもできないため、「甲府駅」がSuicaの境界駅となります。 ほかにも、JR中央本線「塩尻駅」ではJR中央西線に乗り換えられますが、ここはJR東海エリアになるため、Suicaで乗り換えることができない境界駅となります。さらに、JR中央本線「辰野駅」ではJR飯田線に乗り換えられますが、「辰野駅」がSuicaに対応していないため、Suicaで乗り換えられない境界駅となっています。
南西側の限界駅は「熱海駅」や「国府津駅」
南西側の限界駅はJR東海道本線の「熱海駅」になります。東京駅から熱海駅までの移動距離は104.6km。乗車時間は2時間程度で乗車料金は1,980円です。 熱海駅まではJR東日本エリアですがその先はJR東海エリアになるため、Suicaで乗車したまま通過することはできないんですね。しかも、東京駅からは沼津行きの普通列車も走っているため、沼津に向かう人がSuicaで乗車して、うっかり熱海駅を超えてしまう場合もあるようです。 東京駅からSuicaで乗車して熱海駅まで来てしまった場合は、一旦熱海駅で改札を出て再度Suicaで改札に入り直しましょう。もし、熱海駅を通過してしまった場合は、沼津駅の有人窓口で精算するしかありません。 また、JR東海道本線「国府津駅」は境界駅となっています。これは国府津駅から乗り換えることができるJR御殿場線がJR東海エリアとなっているから。ただし、「国府津駅」はJR東海エリアのSuicaに対応しているので、Suicaで改札を出てそのままSuicaで入り直せば、JR御殿場線に乗ることができます。 東京駅からSuicaで「御殿場駅」まで行ってしまうと、自動改札で出ることができず窓口での精算が必要となりますので、御殿場プレミアム・アウトレットなどに行く際には注意しましょう。