【東京大賞典】ラムジェットは挫石の影響なく機敏な動き 佐々木調教師「すぐに乗り出せたので問題はない」
◆第70回東京大賞典・G1(12月29日、大井競馬場・ダート2000メートル)追い切り=12月25日、栗東トレセン 【データで見る】ラムジェットの血統、戦績 東京ダービーの覇者ラムジェット(牡3歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父マジェスティックウォリアー)はCWコースで3頭併せ。ウエストナウ(3歳3勝クラス)を5馬身半、サイモンベローチェ(2歳未勝利)を10馬身追走し、6ハロン80秒4―12秒0で2頭に併入した。 チャンピオンズCを右前脚の挫石で回避したが、その影響を感じさせない機敏な動き。佐々木調教師は「挫石のあともすぐに乗り出せたし、問題はない。こちらの思惑通りに来られた」と不安がないことを強調した。 前走のジャパンダートCは向正面から仕掛けていったが、直線での反応がひと息。伸びを欠いて4着に敗れた。「前走は勝ちに行って、手綱を押して嫌気が差してしまった。この馬のリズムで、直線に向くことができれば」とトレーナーは巻き返しに力を込めた。
報知新聞社