Google Cloud、「Gemini Code Assist ツール」を発表、企業向けの「Google Agentspace」、「NotebookLM Plus」の提供も開始
グーグル・クラウド(Google Cloud)は、開発者向けのコーティングシステム「Gemini Code Assist」において、アプリの構築と管理に必要な情報を取得するための「Gemini Code Assist ツール」を発表した。また、企業向けに設計されたソリューションシステム「Google Agentspace」および「NotebookLM Plus」の提供も開始した。 【画像】要約メールの送信 ■ Gemini Code Assist ツール Gemini Code Assist ツールにサインアップすることにより、開発者はエンジニアリングシステムから様々な情報を取得し、操作することができる。例えば、コメントの要約や、ファイルの変更者の特定などが行える。また、IDEを離れることなく、アプリケーションからツールにアクセスすることや、データに基づいた迅速な判断が可能になる。 Gemini Code Assist ツールのプレビューにサインアップし、Google ドキュメント、Sentry、Snyk などから提供される新しいツール機能を体験することができる。 ■ Google Agentspace Google Agentspaceでは、企業向けにAIで強化した検索機能を提供する。Google の検索機能を基盤とした対話型のアシスト、複雑な質問への回答、要約メールの送信などに対応している。これらにより、AIが検索したテータに基づく説得力のあるプレゼンテーションの作成、より深い分析によるマーケティングなどが実現する。 今後、Google Agentspaceで独自の専門エージェントの構築、調整も可能になる。 ■ NotebookLM Plus NotebookLM Plusは、企業向けに提供されるデータの統合、分析、音声による要約などを行うツール。現在数百万人が利用しているNotebookLMの機能を、企業向けにセキュリティとプライバシー機能を強化した。 NotebookLM Plusの機能により、企業では市場調査や打ち合わせのサポート、教育業界では、講義内容の要約や小テストの作成などを行うことができる。 2025年には、 Google One AI プレミアムにも含まれる予定。
ケータイ Watch,間島 知優