ハワイの大会で1位 スタンツ耐久で南紀チアーエンジェルス、和歌山
和歌山県の白浜町や田辺市などのメンバーによるチアリーディングチーム「南紀チアーエンジェルス」の選抜メンバーはこのほど、米ハワイ州ホノルル市であったAAAチアリーディング協会主催の大会に出場し、スタンツ(組み体操のような演技)の耐久レースで初めての1位となるなど、各部門で健闘した。 【廣畑選手(熊野高2年)日本代表に ラグビー17歳以下、和歌山県内からは初、の記事はこちら】 チームは毎年、この大会に出場しており、今回の選抜メンバーは、熊野高校2年の阪本祐未さん、白浜中学校3年の大江珊瑚さん、高雄中学校3年の田尾美奈未さん、富田中学校3年の玉置友愛さん、東陽中学校2年の樫山馨珂さんの5人。大会は7月19、20、21日にあり、ハワイ諸島を中心に米国内から約40チームが参加した。 スタンツの金メダル以外では、オリジナルのダンスを踊る「ホームダンス部門」2位、声援と「アームモーション」と呼ばれるチアリーディング独自の動きで応援する「チアー部門」3位、課題曲をその場で覚えて披露する「チアダンス部門」3位だった。 優秀な参加者に贈られる個人賞に、田尾さんが選ばれた。また、チア精神にのっとり、笑顔を絶やさず参加できたとしてチーフ賞をチーム史上初の参加者5人全員が受賞した。 チーム代表兼コーチの白浜町堅田、昇亜希子さん(46)は「2日目の中間審査前にメンバーが落下、負傷したこともあったが、皆持ち前の前向きさで一丸となって乗り越えられた」と振り返った。
紀伊民報