【DeNA】三浦監督の怒髪天に主将・牧秀悟も驚き「監督がグラウンドで感情を出すのを初めて見た」
DeNAの三浦大輔監督(50)が助っ人右腕・ウイックの〝造反〟に怒りをあらわにした。 【写真】 ウイックに鬼の形相で詰め寄るDeNA・三浦監督 27日の阪神戦(横浜)、3点リードの7回にウイックが2番手として登板。だが2連続四球と安打でアッという間に無死満塁のピンチを招く乱調ぶりに、三浦監督がベンチを出た。 ところが当のウイックは「NO」と言わんばかりにマウンド上に仁王立ちし、降板拒否の姿勢を見せた。自らの背信投球にも関わらず逆切れした助っ人に、「番長」と呼ばれるながら普段は温厚な指揮官が鬼の形相。何やら怒鳴り返すと、最後は背番号62の腰を問答無用で押して力ずくで交代を完了させた。 試合は指揮官の気迫が伝わったチームが10―4と大勝。3位・阪神に2・5差に迫った。主将の牧秀悟は「監督がグラウンドで感情を出すのを初めて見た。勝ちに対して貪欲。自分たちもやらないといけないと思った」と気合が入ったことを明かした。 試合後は冷静だった三浦監督は「とにかく、全員で戦う。最後まで集中していた」とナインをたたえた。
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