「壁のない学校」ロボット競技の世界大会で頂点 強さの理由は…学び舎で重視「創造性と自主性」【現場から、】
<ITCクラブ 6年生 森岡斎さん> 「学校で時間が足りなかったら『ヤバいぞ』ってみんなの家に集まったりして、夜7時くらいまでやったりして能力を高めています」 <ITCクラブ顧問 加藤学園暁秀初等学校 中原悟教頭> 「どんな課題が出てくるかを予想して逆算して自分たちのプロジェクトとして進めていった。チームとしてもプロジェクトマネジメント力、悔しかった気持ちを乗り越えたい結束力がこのチームの勝因だと思います」 1972年創立の加藤学園暁秀初等学校は別名「壁のない学校」。隣のクラスとの壁が無く1年生、2年生など異なる学年も、隣り合うスペースで学びます。 5年生のロボットの授業です。教員は、子供たちの「学びたい・やりたい」に合わせ学習環境を作ります。最も優先するのは子どもから湧き出す創造性と自主性です。 <加藤学園暁秀初等学校 中原悟教頭> 「これだけ不確実な社会になったとき、答えっていうのはもうほとんど掴めないと思う。自分で答えをつかみ取って、真理をつかみ取って、それを絶対離さない、それをさらに活用する。やっぱりそういったことが出来る子どもが、やっぱりこれからのこの不確実な未来を自分で切り開ける子どもになると思っています」
静岡放送