窃盗容疑で逮捕のJPドラゴン幹部ら男3人を起訴 フィリピン拠点の特殊詐欺に関わったか 東京地検
特殊詐欺に関与したとして逮捕されたフィリピン拠点の犯罪グループ「JPドラゴン」の幹部ら男3人について、東京地検はきょう(10日)付けで窃盗の罪で起訴しました。 窃盗の罪で起訴されたのは、▼日本人犯罪グループ「JPドラゴン」の幹部、小山智広被告(50)と▼三浦英世被告(41)、▼永浦大輝被告(26)の3人です。 東京地検によりますと、小山被告は2019年に特殊詐欺の電話で騙された都内の50代の女性からキャッシュカードを受け取り現金およそ70万円を盗んだ罪に、三浦被告と永浦被告はウソの電話をかけた女性からキャッシュカード4枚を盗んだ罪にそれぞれ問われています。 東京地検は3人の認否を明らかにしていません。 3人はフィリピンを拠点に日本国内で特殊詐欺に関与していたとみられ、先月、フィリピンから日本に移送され、警視庁が逮捕していました。 警視庁によりますと、小山被告は、広域強盗事件「ルフィグループ」の指示役、今村磨人被告が逮捕され留置施設にいた際、弁護士を通じテレビ電話をしていたことが確認されています。
TBSテレビ